【ジオラマ】小学生が3Dプリンターでジオラマ制作!日本の地形データでリアルな山を作る

ようこそKMGへ!

ある日、3Dモデリングに興味を持った小学校低学年の男の子がお父さんと一緒にKMGに訪れてきました。モデリングしたものを3Dプリンタで出力できることを知り、KMGにある3Dプリンタを使って“ジオラマ”を作ってみたいとのこと。 早速、3Dプリンタを使うためにトレーニング(安全講習)を受けてもらいました!(KMGでは機材を利用する前に安全に使う方法を知るためのトレーニングを行います)

せっかくなので、トレーニングの中でお子さんがモデリングした「山」を3Dプリンタで印刷してみることにしました。

スクリーンショット 2024-10-13 16.05.56

3Dプリンタが動いて自分のモデリングしたものが出てくるのを見て喜んでいました。次に利用するときは「もっと大きな山を印刷したい」とのことです。素敵ですね〜!

日本にある地形がダウンロードできる

もっとリアルな山を作りたいけど、なかなか自分で作るのは難しい…
そう話しているとスタッフ藤本が一言、「国土地理院のサイトには、日本にある地形の3Dデータが公開されていますよ」と。
“国土地理院 立体地図”と検索すると確かにありました!
https://maps.gsi.go.jp/3d/
自分の好きな範囲の地形を3Dデータとしてダウンロードできるみたいです。
(富士山で試してみました、とてもわかりやすいですね)
高さを調整できるのでこれならいろんな山のモデルを作ることができそうです!

都道府県別の立体データもある

 

都道府県別の3Dモデルもダウンロードできるみたいなので、KMGがある京都府を3Dプリンターで印刷をしてみました。

京都の細かい輪郭も触りながらわかり、こんな形なんだと気付かされます(都道府県覚えるのに重宝しそう)。

60646_0

公開データを自由にカスタマイズ

京都府の3Dデータを編集し、京都を蜂の巣みたいに(中をハニカム構造に)してみました。
ちょうど六角鉛筆が入るサイズだったので鉛筆立てとして使用することにします!
他の都道府県で試してみると新しい発見があるかもしれません。

60645_0
61313

まとめ

今回は、お客さんとの会話を通してスタッフが興味を持って日本の地形データをのぞいてみたという記事をまとめました。
「何か作ってみたいけど…どうすればいいかわからない…」そんなときはぜひKyoto Makers Garageにお尋ねください!

Kyoto Makers Garageは、モノづくりに興味があるすべての人々に開かれた場所です。専門的な知識がなくても、スタッフのサポートを受けながらさまざまなプロジェクトに挑戦できます。3Dプリンターやレーザーカッターなどを使ったモノづくりを一緒に楽しみましょう!